2022
31
Jan

円筒分水とうまいもん

鉄道の旅と近江ちゃんぽん

2018年の話です。関西への競馬遠征で京都、笠松、金沢と競馬を見た後、金沢からの帰りに琵琶湖周りの円筒分水巡りを組み込みました。特急で京都に出てから琵琶湖の東側を北上しながら円筒分水を巡り、米原から新幹線で東京に戻ることに。円筒分水を巡る琵琶湖の東側、近江の名物をいただくのも今回の楽しみの一つでした。それが近江ちゃんぽんです。

まずは、特急サンダーバードに乗って一路まずは京都へ。お昼はかに弁当でした。

まずは京都まで行き、そこからは琵琶湖線で南草津に行って駅前のホテルの「鉄道ファン向けパック」で円筒分水が見える側の部屋の確約プランで宿泊。この当たりは第1段円形分水の記事に書かれています。

次の日はレンタカーであちこちの円筒分水を見て回るのですが、琵琶湖線や東海道新幹線や草津線に近い場所が多く、ついつい円筒分水と鉄道という組み合わせに。4つも円筒分水を一気に見て、いよいよもう一つの目的の一つ、近江ちゃんぽんを食べに近江八幡へ。

近江ちゃんぽんは、だし汁は削り節と昆布からとった京風だしを元にした和風醤油スープに野菜や豚肉などの具をたっぷり入れて手鍋を使って煮込んだ、いわゆるタンメンのような中華麺の料理。長崎のちゃんぽんの派生のご当地ちゃんぽんはあちこちにありますが、唯一全く関係ないちゃんぽんが近江ちゃんぽんの特徴なんです。

滋味溢れるスープに野菜と豚の甘さが染み出して、こりゃ美味い。ずっと地元に長く根付いているのも納得です。

円筒分水もローカルフードも、やっぱり現地に行ってそこで見たり食べたりしてこそその本当の味わいがわかるってもんです。この旅の最後の思い出の一杯です。

【ここに出てくる円筒分水】順番に第1段円形分水/第2段円形分水/守山の円筒分水/朝国円形分水工(全て滋賀県)

【今回のお店:ちゃんぽん亭総本家 近江八幡店